米に対するこだわり
外郭 |
七城米に関しては色んなところで色んな話がでています。
しかし
作っている本人の話はどこかにあるのかな?
私は自分で作り自分で販売し直接消費者からの感想を聞いています。
それをさらに次のステップにとつなげていくようにしています。
砂嬢土での米がうまい・・・?
この表記を見たときにえ?って思いました。
真土じゃないの?
私の生まれて育ったところは、非常に恵まれています。
その地であたりまえにこの米を食べていましたが、
95年の品評会に出品してからが変わりました。
実は親父があまりに自慢するんで
ネットで見つけた秋田の品評会に出したんですよ。
それが
七城米の評価が上がった一因だと思います。
結果は私の米は参加賞でした。
ところがその品評会に出てたのは私の米だけではなかったのです。
同じ七城米として私は知らないですが出てたのです。
翌年
同じ品評会で七城米が優勝しました。
その後
常連として高位に掲げられ
今の七城米の名前が世に認められることになったのです。
私はすでにネット販売を始めていましたが
実はこれはたいへんなことでした。
何もかも初めてなので送料がやたらかかるし
代金の回収もたいへんな不安がありました。
いい人ばかりで漏れはありませんでしたが
なんか考えなきゃと思っていましたね。
その後知り合いに販売し
そこから話が広まって多くの人たちに食べていただくようになりました。
みんなうるさい(笑)米食家たちばかり。
まあ
気を使うこと使うこと。
初めは喜んでくれればそれでよかったのですが
食べる人たちは
それはみんなが品評会の審査員みたいなもの。
そこから
できるだけ自分で食べる人たちに会って話を聞くことを始めました。
やはり天候に左右されるし
年並みで多少は食感が違う。
なかなかたいへんですよね。
新しく乾燥機を入れ
これで旨く食べれる状態に維持することにしました。
通常は乾燥をするときに保存するということから
15%を基準にします。
これは丁度良い状態で保つに良い水分量です。
もみすりするにはもう少し乾燥させたが機械も傷まないし
綺麗に玄米にできます。
しかし
乾燥しすぎると持ち(保存)はいいですが
食感が損なわれます。
自分で試した結果
16%前後がおいしいと感じる最高の水分量です。
それで
私の乾燥の基準は16%
頻繁にチェックしてそれで仕上げることにしました。
さらには
時間(乾燥機で乾燥する時間)をかけることにより
さらに安定した状態に出来ます。