自然農場化への取り組み2
1.熊本県菊池市丸畑
ここは面積が3反4畝あります。100m*34mで見当つくでしょうか。
この土地は基盤整地されてから5年ほどで、実質使っているのは2年くらいかな・・
もともと水田に仕立ててあるので
大きな蛇口をひねれば一瞬にして大量の水を使えるし
排水も完璧です。
しかし、米を作っている田とは土質が違い
ここで米を作ってもあまりうまいとは言い難いらしいです。
(亡くなった親父から聞いた話です)
そこで畑として使っていたのですが
今回
ここを完全無農薬無肥料での野菜類を作ることとしました。
昨年はネギを作っていて
そのあとは空いたままでした。
しかし空いてても草だけはどんどん沸いてきます。
そこで
草をどう処理するかが問題になったのです。
なぜ問題かというと
緑の草をそのままトラクターで鋤き込むことができないからです。
今まではそうしていました。
しかし
無農薬無肥料でということになると
肥毒が問題です。
この緑の草を鋤き込むと肥毒になってしまいます。
ならばどうする?
困っていたのですが
いいことを思いつきました。
トラクターで表面を薄くはぎ取るという感じで鋤いてみました。
最初はうまくいかなかったのですが
爪を逆に回して薄くはぎ取る感じにすると
なんと
根から草がとれて
さらに土の表面にでてくれるんです。
薄くしか爪が入ってないので
出てきた草はわずかに埋もれる物もありますが
ほとんど表面に出されてしまいます
出てきた草の土を手でかきまわしてみたけど
埋まってる物はない。
↓
あとは出てきた草をかき集め外にだすだけ。
草取りなんかを考えたら
なんと簡単なことか!!
ひとつの壁を越えたみたいでとってもうれしかったなあ・・・